【難問】スマートに電車で席をゆずる術

社会

毎日電車に乗ってます。学生時代を含めると15年間。

毎日飽きもせず電車に揺られまくっているので、電車が揺れるリズムが鼓動のリズムと化してると言っても過言・・・・過言ですね。それはさすがに過言です。

ちなみに自分が電車に乗ってる時間帯は俗に言う「ラッシュ」というネーミングで呼ばれてます。ラッシュアワーの略なんですかね。

世の仕事人たちが職場に向かう時間帯はだいたい決まってて、その時間がかぶりまくってるからラッシュが生まれるんですよねぇ。

「みんな仕事する時間が一緒」×「みんな行き先は都心」=  ラッシュ

という公式を学校は教えてくれませんでした。

教えてくれたら無理してでも都心に住んで郊外に職場を探したかもしれません。ラッシュのない生活に憧れています。

ラッシュで体力を奪われない唯一の方法

座る。一択です。

もうこれしかありませんね。だからなんとしても座りたいんですよ。座れたら落ち着いてブログも書けるし、なにより疲労度がなんと!7分の3になります!!(オニペタ調べ)

さらに言ってしまうと、出勤後、仕事のパフォーマンスも明らかに変わりますね。もう良いこと尽くめ。

と、もう薄々気づかれてると思うんですが・・・

自分の「座りたい欲求」はハンパないわけです。

そして、その欲求を満たすための努力は怠りません。

自分は毎日同じ車両に乗るから各駅で降りる人の顔をだいたい覚えてるんですよ。この人はあと2駅で降りるぞーーって。もう必死ですよ。

ただですね、

ラッシュの仕事人たちは伊達じゃないっ!!

そんなのみーーーんな知ってるわけです。

だから自分の車両(戦場)だと、近場で降りる人の前に立つってことから争奪戦なんです。無言の闘い

上級者になると立ってる人が降りる駅とその位置関係(フォーメーション)まで完全に把握していて、電車が到着すると最短ルートで空席にアプローチします。

これはもうプロフェッショナルの域。

自分としては、こーゆーラッシュプロのそばに近寄らないことも大切な戦略なのです。

電車で座っていても・・・

そんなこんなで、どーにか勝ち取った座席。

目の前に座る人が立ち上がる瞬間は安堵の気持ちでいっぱいになります。

「助かった〜」

ホッと一息ついてブログの記事でも書いたろかいな〜ってな具合ですね。ここは天国ですか。

ただそんな時に、世に言う「席を譲るべき人」が自分の目の前に立つことがあるんですよ。(これがかなり高確率)

「おぉぉ・・・。これは席をゆずらなければ」

自分としては、泣く泣く使命感を持って席を譲るしかありません。

男34歳。まだまだ足腰はしっかりしてるゼイーーーー!!!

と、全力で自分を奮い立たせて自分も立ち上がります。

オニペタ「どーぞ!」

相手「あ、あたし?? いーのよいーのよ〜」

オニペタ「いや〜、ぜひ座ってください」(もう引き下がれない)

相手「あたしは大丈夫だから!!」

オニペタ「そ、そうですか…」

なんということでしょう。

ラッシュプロとの戦いから死に物狂いで勝ち取った座席

自分が愛おしくてたまらなかった座席ちゃんを欲しがらない聖人のような人もいらっしゃるんですか・・・。これだから社会は難しい。

そして自分は「そっと元の席に収まる」という何とも言えない気まずさを感じながら物思いに耽るのです…。

「また、フラれてしまった・・・」(しかも推定70代に)

・・・これ、15年電車に乗ってても頻繁にあるんですよね。

席を譲ってほしい人と、譲ってほしくない人の違いって何なんですか?

ホントよくわからないんです。誰か教えてください。

席を譲るべき人とは?

朝のラッシュでは殆ど見かけないんですけど、帰り際は仕事人以外の人が電車に乗ってくる可能性が増えますよね。

で、スマートに席を譲るためには「どーゆー人だったら席を譲るべきなのか」ってことを真剣に考えないとダメなんじゃないかって思ったんです。

譲る時の「声のかけ方」よりも「誰に」声をかけるかってことが大切だと思ったんです。

ということで自分なりにいろいろ考えてみました。

もう通勤中にフラれたくないんですYO!!!

① 妊婦さん

自分は100%譲るようにしてます。記憶してる限り断られたこともないと思います。

ただ・・・難しいのは妊娠してる人の「見分け方」です。

昔、何にも疑わずにお腹のあたりがポッコリ出てるお姉さんに席を譲った苦い思い出があります・・・。(居たたまれなくて次の駅で降りました)

最近はマタニティマークを付けてる人もいるのでわかりやすくなりましたね。

② 乳児〜幼児

かなり吟味します。

子供さんの年齢にもよるんですが、座るとぐずる子もいるので譲って欲しくないケースもあるんですよね。

このケースでは親御さんに「座りますか?」って声かけをするのが有効かもしれません。

③ 体が不自由な人

譲ります。

松葉杖をついた人が乗ってきた時とか、気づかずに譲るタイミングを逃すと逆に気まずい。ソッコー譲るに限りますね。 

④ ご高齢の人

はい。きました。ここが超難問なんです!

まずもって見た目で年齢を判断するのが難しいですし、80代オーバーでも譲られたくないプライドを持つ方もおられます。

ただ、難しいのは「譲ってほしい」って思う人がいるのも事実。というか大半の人は譲ってほしいんだと思います。ここを見分けるのが至難の技なんですよね。

うーむ。どこで判断するのがスマートなんですかねぇ。

ちなみに自分はこのカテゴリーで何度も断られる事態に遭遇したんですが…。

ケース ① 

樹木希林さん風の「何かを悟ったようなお洒落な人」は要注意です。

下手したらちょっと怒られます。

高齢者扱いするな!って顔で睨まれたことがあるので・・・。あの時は相当ヘコみましたよ。

ケース ②

お爺さんの場合はかなり注意深く観察してから譲ったほうがいいと思います。

なんというか「年齢が読めない人」が多いんですよね。田中邦衛さんなんて若い頃からお爺さん顔だったし・・・。

ケース ③

あきらかに登山帰りだったり、スポーティーな装いをしてる人は譲られたくないって人が多いかも。

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まぁ、こういう方たちは大抵集団でいるので譲りにくいってのはありますね。

まとめ 

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書きながら思ってたんですけど、自分の座りたい欲求が大きすぎるので「電車の座席事情」は一般的な価値観ともしかしたら大きくズレてるのかもしれません。

「せっかく譲ってるのにーーーー!!!」

とか思う人も少ないかもしれませんし・・・。

まぁ、断られたっていいじゃん!って思えるくらい「心のキャパシティ」を広げることが一番なんでしょうね。

ということで、今日はここまで!