最高に笑える落語家おすすめランキング25!2017年 寄席や独演会で観に行ける人限定!

落語 遊び

仕事でも飲みの席でも「話が面白い人」ってやっぱり有利だよね。

グッと人の心を掴むし印象もいい。(うざったい場合もあるけど)

でね、そんな中でも「しゃべりのプロ」って言うとやっぱお笑い芸人さんが思い浮かぶ。

で、その芸人さんたちが技を磨くためにコッソリ聴いてるのが落語だったりするんだよね。(コッソリでもないか)

そんな落語家さんは「しゃべりの達人」って言えるんじゃないかなぁ!

落語ってしゃべりのテクニックが高密度で詰まってるし、笑いの種類もかなり多い。

ただ、なんか小難しそうだし、なかなか手を出しにくいジャンルでもあるよね。

ちなみに、これ読んでる人で落語好きなって人いるかな??

落語って隠れてコソコソ聴くようなイメージがあるけど、もしいたら是非絡んで欲しいなぁー。

もうね、ワタクシは落語にどハマりしちゃって大変なんですよ。色々語らいたくてさぁ。

落語の印象をことごとく壊されたデビュー戦

いや〜、ここ最近「落語」ってヤツに言いよられてて最初はシカトを決め込んでたんだけどさ、なんつーか、俺もまんざらでもなくなってきて、結局俺のほうがハマっちゃったんだよね…

って気分なわけです。

もうね、落語マジでオモシロイ!別にカッコつけてるわけじゃなくてマジなんです!

僕自身「お笑い」はぼちぼち好きでそれなりにテレビで観てたと思う。すべらない話とかダウンタウン関連のバラエティは好きかな。でもごくフツーの視聴者レベルで楽しんでるだけね。

そんな感じだから落語となると、

えっ?ナニ?ドヤってんのか??

みたいなイメージもあって観に行こうなんて、1mmも思わなかったわけです。

でね、キッカケはなんだったかな〜、YouTubeで落語でも観たろうかい!って気分の時があって、ちょろちょろ観はじめたんだよね。

で、はじめて落語を観た時の印象はね、

「笑点」と全然違うやないかい!!!

ってこと。

落語って決められた噺(はなし)をするってことは知ってたんだけど、こんなに笑いが多いとは思わなかった。

なんというか笑点のノリとは全然違うのね。

でね、その落語デビュー戦(YouTube)で、いきなり声を出して笑っちゃったわけ。

なんなんだこの面白さは!って。

今までバラエティとか漫才で笑ってた自分の理解を超えるところからのアプローチで不思議な気分になったのよ。

単純にスゲェェェェ!!この着物のオッサンヤベェェェェ!!

って、そのころ名前も知らなかったオッサン(落語家さん)の動画を関連動画から観まくる日々が続くと。

で、観れば観るほど落語の面白さに発見があって、もうね、完全に落語沼から出てこれない状態になりました。サイコーです。(最近は寄席デビューした)

ただね、やっぱり自分のまわりにも聞くと落語家のイメージって「笑点」なんだよね。

でも、ぶっちゃけ笑点って別におもしろくないじゃん!?

あの番組は笑いの種類も年寄りに寄せてるでしょ?あれじゃ若い人が落語に興味なんて持たないよ。むしろ落語にとってはマイナスだと思う。

現代の落語家ランキングベスト25

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で、今日はいま現役で活動してる落語家さんをランキング形式で紹介しちゃいます!

完全なる独断なんだけど、めちゃくちゃ時間をかけて選びましたよ。

YouTubeが見つかった人は動画も貼ったので、是非ご笑覧ください〜!

では、いきます。

第25位 三遊亭兼好 (さんゆうてい けんこう)

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声とテンポがいい。まくらも面白いからどんどん引き込まれていく落語。
笑点メンバーの三遊亭好楽のお弟子さんなんだけど、あのキザったらしい感じが無くて好印象
この人は明るい感じが滲み出てる。
「昭和の男前」みたいな風貌で落語にも色気がでてるな〜。

第24位 月亭方正 (つきてい ほうせい)

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落語家になった山崎邦正。

山ちゃん、マジで見直したよ。上方落語(関西の落語)はほとんど聞いてないんだけど、これだけはみんなに聞いてもらいたくてランクイン!
テレビの5倍はウケてるんじゃないかな!?

第23位 柳亭市馬(りゅうてい いちば)

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超正統派の語り口で古典落語を心地よく聞かせてくれる落語家。
今や落語協会の会長さんでもある偉い人。
落語家さんって個性豊かな人が多いんだけど、この人の場合は良い意味でフラット
古典落語をキチンと聴きたいって人にオススメ。
自分は寄席でも見たんだけど、かなり聴きやすかったな〜。

第22位 入船亭扇辰 (いりふねてい せんたつ)

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この人の落語を聞くと頭にハッキリと映像が浮かぶ。
それほど演技力が素晴らしい。
もうなんかねぇ、演劇でも観てるんじゃないか?気持ちになる
一人で何人もの人間を演じ分けるとこなんて「神業」の域。
特に女性の演技が色っぽくてグッとくる。

第21位 柳家わさび (やなぎや わさび)

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その風貌や声のトーンから頼りなさそう…って思ってしまったら最後。そこからの振り幅で笑いのツボにハマってしまうでしょう。

古典落語に加えて、新作落語(大正以降に作られた落語)も面白く聴かせてくれる落語家さん。大注目!

第20位 橘家文蔵 (たちばなや ぶんぞう)

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コワモテの風貌から繰り広げられる強烈なギャグの落差が面白い。

噺をあまり崩さないけど、聴かせてかつ笑わせるセンスを持った落語家さんはなかなかいない。この人はそんな貴重な落語家さんの一人だと思う。

言葉選びや言い回しがホントに面白い!

第19位 古今亭志ん輔 (ここんてい しんすけ)

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聴いていて気分が良くなる落語家さん。

声がいい。喋りのテンポもいい。

クスッと笑えるくすぐりも心地いいんだよねぇ。

滑らかに語る噺は、歌を聴いてるような気分にもさせてくれる。

笑える噺は純粋に面白いし、人情噺は深く聞き入ってしまう魅力がある。

第18位 三遊亭小遊三 (さんゆうてい こゆうざ)

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笑点メンバーとして有名な小遊三さん。

その風貌から犯罪者キャラが定着しるけど、落語のほうでも自由に言いたい放題やっててホント面白い!

下ネタや汚いネタも笑顔でサラッと語って笑わせてくれる。(褒めてる)

第17位 柳亭小痴楽 (りゅうてい こちらく)

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綾野剛かい!

と俳優さんに見紛うほど若くてイケメン。

落語のほうもしっかり面白いし非の打ち所がない。

年齢調べてみたらまだ20代だって!

これから人気が爆発しそうな予感が漂ってますなぁ。

第16位 柳家花緑 (やなぎや かろく)

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人間国宝「五代目柳家小さん」の孫。
落語の物凄い血統でありながら、すっごく「普通の人」みたいな印象。
濃い〜落語じゃなくて、アメリカンコーヒーみたいな口当たりの良いサラッとした落語で、聴く人に過度の負荷をかけない。
大爆笑!って感じじゃなくて、噺の節々でフフフフって笑ってしまう。

第15位 柳家権太楼 (やなぎや ごんたろう)

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落語家界の個性派俳優。

独特な語り口や言い回しで笑いを誘う。

僕は寄席で初めて聴いたんだけど、予備知識ゼロで聴いて普通に爆笑してた

なんか不思議な雰囲気を持った人。

まくらも面白かったなぁ。

第14位 春風亭昇太 (しゅんぷうてい しょうた)

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今や笑点の顔。

落語のほうも名実ともに脂が乗ってるんじゃないかなぁ。

昔からの落語好きの人からは、軽い感じの口調が受け入れられずに賛否両論 あるみたいだけど、初めて聴く人は、昇太さんの落語は誰より聴きやすくて「落語」に入りやすいと思う。

親しみやすい落語家ナンバー1。

第13位 立川談笑 (たてかわ だんしょう)

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なんでもありの爆笑王。

落語界のタブーを怖がらず、ネタを大きく改造した噺を構築したり、くすぐりにドギツイことを言ったりと、ブラックユーモア満載

今後の落語がどうやって進化していくのか、真剣に考えてるんだろなぁってことが伝わる。

第12位 瀧川鯉昇 (たきがわ りしょう)

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クセになる落語家。(クセのある落語家でもある)

穏やかな口調で独自のギャグをはめ込むスタイルでどんどん可笑しくなって笑いのツボにハマってしまう。

古典落語にオリジナルの話を混ぜ込んで、絶妙の「フリ」と「回収」を見せてくれる。

一席聴くと、もう病みつき。

次々に新しい噺を聴きたくなってしまう不思議な魅力がある落語家さん。

第11位 古今亭菊之丞 (ここんてい きくのじょう)

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女流の色気がハンパない。

惚れてまうやろー!

深みのある演技で江戸(および吉原)の町に連れてってくれる。

佇まいがカッコ良くて、落語に高級感を与えてくれる稀有な存在だなぁ。

第10位 春風亭小朝 (しゅんぷうてい こあさ)

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なんだか元嫁さんがざわついてますね。

ただこの人の落語は軽快で安定感抜群

たまにギャグが古臭いんだけど、そこも味かな。

初心者でも聴きやすい!

第9位 三遊亭白鳥 (さんゆうてい はくちょう)

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怖いもの知らずの愛されキャラ。

落語の技術とかそーゆうのはお構いない。

純粋に目の前のお客さんを楽しませてくれるサービス精神が溢れてる。

白鳥さんの噺を聞くとどんな時も笑みがこぼれてしまう。底抜けに明るい落語家さん。

第8位 柳家三三 (やなぎや さんざ)

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若いのにベテランのような風格漂う超実力派。

落語って色んなネタ(演目)があって、一般的にウケるネタとあんまウケないネタがあるんだけど、この人の技術を持ってすれば、どんなネタも素晴らしい噺として聴かせてくれる。そして笑える。

安定感があるしゃべりは「上手い」のひとこと!凄すぎる。

第7位 柳家喬太郎 (やなぎや きょうたろう)

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大人気の落語家さんで「追っかけ」もいるみたい。

日常の理不尽さを笑いに変える天才で、ユーモアのセンスが群を抜いてる。

特に、まくらの面白さが神がかってる。

下の動画で紹介する「コロッケ」の話は、会場から嗚咽が聞こえるほど笑い転げてる様子が伝わる。

第6位 立川志らく (たてかわ しらく)

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鬼才。

テンポよくギャグを入れながら軽快に語るスタイルは聞く人に隙を与えない。

もうね、喋りのテクニックが凄すぎる。

こんなに喋れる人が世の中にいるんだ!って思ったのが第一印象。

聴き直しても新しい発見があったりするから、動画だと繰り返し何度でも楽しめる。

落語に「美学」を感じる。ステキ!

第5位 桃月庵白酒 (とうげつあん はくしゅ)

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言葉のセンスが抜群に面白い。意表をついた小ネタが会場を爆笑に包む。
まくらから噺へのつなげ方が絶妙で、会場を充分に沸かしてから落語に入るから、もうね、ドッカンドッカンウケてる。
この風貌から繰り広げられる言葉のマジック
絶対笑う!オススメ!

第4位 立川志の輔 (たてかわ しのすけ)

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「ためしてガッテン!」の司会のおじさんって印象しかなかった志の輔さん。この人は完全にセンスの人だと思う。

落語って枠を超えてる新作落語は新しいエンターテイメントになってるし、落語をはじめて聞く人でも爆笑する。(目撃した)

誰にでもオススメできる落語家さん。

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第3位 春風亭一之輔 (しゅんぷうてい いちのすけ)

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落語家さんのイメージって、いつもニコニコしておもしろいことを陽気にしゃべる人って思ってたんだけど、この人は全然違う。

すご〜くひねくれ者で毒を吐きまくるんだけど、どこか哀愁があってスッと感情移入してしまう。

毒やくすぐりの入れ方も、いつだってお客さん目線で、実は誰よりもお客さんを見てるんじゃないかなぁ。

人間臭い魅力が溢れてて噺もめちゃくちゃ面白い。

20代から30代の人は、ドンピシャで笑える落語家さんだと思う。

妻と行った独演会での話はこちら。もはや「カリスマ」でしたね。

第2位 立川談春 (たてかわ だんしゅん)

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「下町ロケット」の殿村直弘役で知ってる人も多いんじゃないかな。

この人の噺の引き込み方は群を抜いてる。聞きやすさの中に「鋭さ」を含んでて、気がつくと一気に談春ワールドに連れていかれてます。

「芝浜」って噺はマジ泣いた。

僕が落語で初めて泣かされたのは談春さんです。

下積み時代や立川談志師匠との関係をリアルに綴った本「赤めだか」は名著。面白すぎて一気に読んでしまった。

赤めだか (扶桑社文庫)

赤めだか (扶桑社文庫)

第1位 柳家小三治 (やなぎや こさんじ)

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はい。堂々たる一位はこの人。

もうね、完全に「別格」。

極端なこと言うとね、しゃべらなくても小三治さんは面白い。「間」でお客さんを笑わす天才だと思う。

一見、トボけた雰囲気のおじいちゃんって感じなんだけど、そーやって見せるのもプロの技だと思う。

隙を作っておいて、そこを絶妙な空気感で笑いに置き換える。ホントに凄い人だ。

運良く寄席でも観られたんだけど、お客さんのウケかたが尋常じゃなかった。僕も腹抱えて笑った。

もうね、完全に虜になっちゃって関連書籍も読み漁りました。

まくらを集めた本「ま・く・ら」 も読んだんだけど、電車の中で笑いを堪えるのがツラかった。

ま・く・ら (講談社文庫)

ま・く・ら (講談社文庫)

まとめ

久しぶりに気合い入れて書いたー。

これ読む人で落語好きな人は少ないかな〜って思ったんだけど、これをキッカケに落語に目覚めてくれたらウレシーじゃん!その一心で頑張りましたよ!

さすがに疲れたけど、自分が好きなことをランキングにするって面白いね。

また、色んな分野で挑戦してみようかな!

ということで、今日は終わります!