定番チーズはやっぱ美味しい!チーズメニューに力を注ぐ6店が教えてくれたこと
「バイトといえばマクドナルド」
と相場が決まってるもんだと思ってた15の夏(夜ではない)、
高校生活が慣れてきた頃合いを見計らってマクドナルドの門を叩きました。人生初バイトです。
もちろん履歴書なんぞ初めて書くわけです。
社会経験ゼロの子供に志望動機なんてあるわけない。
「子供の頃から大好きだったマクドナルドで働いてみたいと思った為」
という一文を捻り出したことは今でも覚えてます。
イタイを通り越してケガしてますね。
この志望動機で働かせてもらえたのは奇跡でしょう。とんでもなく嬉しかったことを覚えてます。
あれから20年・・・
このバイトがそれから20年の方向性を決めるなんて、この時の自分は知る由もありませんでした…。
なぜゆえマクドナルドが好きなのか?
意気揚々とはじめたマックバイト。
ちなみに「マック」って関東圏の呼び名なんですよね。海なし埼玉県で育った自分は完全にマック派です。
子供の頃、大阪の従兄弟が「マクド」って呼んでたんですけど全然話が噛み合わず…。
最終的にお互いマクドナルドに行きたいってことがわかった瞬間はリアルケンミンSHOWでしたね。ハグしました。
でまぁ自分はその頃から筋金入りのマック好きだったんです。あの志望動機も嘘じゃない。
で、マックの何が好きなのか?
はい。これはもうハッキリ一択。
「チーズ」です。
もうねチーズ以外は自分にとっては全部オマケ。
マックにダブルチーズバーガーがなくなったら魅力ゼロですね。
チーズのためにハンバーガーも食ってやるか!ってなもんです。アイラブチーズ。
そもそもマックなんてどこの肉使ってるか謎だし、そんな安くもない。(いま家族で行くと三千円超えるし…)
見てくれだけでいったらチーズにしたってあの下品なとろけ具合で肉を包み込んでる風体は、けーーーっして美味しそうじゃない。
モスの丁寧な仕事と比べたら天と地です。
しかーーし!!!
ダブルチーズバーガーにガブリンチョした時に舌先から鼻腔へ抜けるチーズ臭。
「これは天国の香りでしょうか?」
出典: マクドナルド
・・・そうなんです。
すでにお気付きかと思いますが明らかに異常ですね。
マックバイトで毎日チーズを食していた自分は完全に「チーズ愛」が開花してしまったんです。
この頃から貪欲にチーズを求める生活が始まります。・・・もう20年経つんですねぇ。
どちらかと言うと庶民派チーズ
お高いチーズもまぁ美味いんですけどね。
でもなんというか「とくに体に良いこたぁないぞーー」って開き直ってるチーズが好きなんです。ガツンと刺激があるやつ。
チーズに高級感求めてどーすんだ!?ってこともあるしチーズが生活の一部なので近場で気軽に食べたいわけです。こちとらアイラブチーズなんじゃいーーー!!
・・・と、チーズの話になると興奮してしまうチーズ狂をお許しください。
で、今回はそんな自分がこの20年で愛したチーズたちの一部始終をご紹介したいと思います。
① びっくりドンキー (チーズバーグディッシュ)
チーズ衝撃レベル ★★★★
マックバイトで1年半ほどダブルチーズバーガーを研究していたある日、自宅から少し離れた場所にある「びっくりドンキー」というハンバーグレストランに行ったんです。
まずもって大袈裟なメニュー表に驚いたびっくりしたんですけど、とあるメニューに釘付けになりました。
「チーズバーグディッシュ」
なんという魅力溢れるネーミングでしょう。
そして運ばれてきた実物が凄かった。
棒状のチーズが重なり合ってる風貌を拝見した瞬間、全細胞が一斉にチーズの受け入れ態勢を整えはじめます。
バッチコイッ!!
出典: びっくりドンキー
・・・
・・・
あぁ、すべての牛さんに「ありがとう」と言いたい
そんな味がしました。
完食の多幸感を噛みしめながら自然と手を合わせてしまいます。
また一つ「チーズ愛」の新しい扉が開いた瞬間です。
そして翌月、マックバイトを辞めてびっくりドンキーで働くことになりました。
家からチャリで30分かけて通いましたよ。
豆知識
このチーズはハンバーグに蓋をして少しだけとろみをつけてます。
「俺はトロトロになるまでとろけさせてほしいぞーーー!」
・・・という人は「チーズはトロトロで!」と言えばオーケーです。
ハンバーグにまとわりつくようなトロトロチーズで提供してくれます。
② CoCo壱番屋 (チーズカレー)
チーズ衝撃レベル ★★★
高校卒業後、家からも学校からも遠いびっくりドンキーに通えなくなり泣く泣く退職。途方に暮れていました。
そんな時、CoCo壱のカレーにチーズトッピングするという秘技を知ります。
出典: COCO壱番屋
これがまぁーーー旨い。
余は満足じゃああああーーー!!!
という勢いのままCoCo壱バイトをはじめました。
チーズがルーにとろける加減が絶妙なんです。ちゃーんとチーズの存在感を感じられる。
糸を引くほど伸びやかなチーズが縦横無尽に皿の上を駆け巡ります。
こんなに自由なカレーがあっていいのでしょうか?
豆知識
チーズをトッピングすると味が少しマイルドになります。
辛いカレーが好きな方は辛さを上げることをお勧めします。ちなみに自分はいつも「2辛」です。
ただ実はテーブルの上に置いてある「スパイス」で辛さ調整も可能です(調理でも同じものを使ってるらしい・・・)
③ セブンイレブン (ブリトー)
チーズ衝撃レベル ★★
働いていたCoCo壱が閉店して、一時的にチーズと距離を置いていた時期があります。
いわゆる「倦怠期」です。
意地を張ってチーズと無縁の生活をしたろう!と、コンビニ(セブンイレブン)で働くことにしたんです。
しかしながら、ここでまた再会しちゃうんですよ。
出典: セブンイレブン
ごめん。悪かった。
もう距離を置こうなんて言わないぞ!・・と「ブリトー」を頬張りながら心に決めました。
ちなみにブリトーの美味しさは温め具合に左右されます。
温めをお願いするときに店員さんから、
「ちょっと袋開けていいですか?」
と聞かれた人も多いと思います。それくらい繊細に扱わないとブリトーは美味しくなりません。
温めすぎるとチーズがとろけ過ぎて袋の底に溜まります。しかも激熱。
かといって温めが足りないと硬くて食えたもんじゃない。これが難しいんです。
袋を少しだけ開けて蒸気を逃しながら、適切な時間だけ温めた者だけが出会える味。
ブリトーの奥深さに魅了されました。
この時ちょうどハタチくらい。もう自分に嘘はつけません。
豆知識
お店で温めてもらう時、たまーに中心が温まってない(冷たい)ことがあります。
逆に袋を切らずに温めて大爆発をおこしたまま渡してくるお店も…。
そんなブリトーを食べると悲しい気持ちになるので、迷わず店員に物申しましょう。
袋の上からサッと触って確認すると大体わかります。(やけどに注意)
④ ドミノピザ (ダブルチーズ)
チーズ衝撃レベル ★★★
チーズLOVERにとって「ピザ」という食べ物は最高峰のご褒美メニュー。
学校を卒業して音楽活動に勤しんでいた自分は、この楽園へ足を踏み入れようと目論みました。はい。ピザ屋バイトです。
ペーペーの段階では配達しかさせてもらえませんでしたが、
持ち前のチーズ愛精神で一心不乱に働いた自分は、ついにお店の鍵を任されるようなバイトリーダーに成り上がります。ピザ生地から作ってました。
出典: ドミノピザ
今も注文するんですが、頼む時は確実に「ダブルチーズ」をトッピングします。
Lサイズでプラス450円(Mサイズ300円)ですが、あのチーズ量を1度体験してしまうと後戻りできませんね…。
豆知識
ドミノピザって昔からマーケティングが面白いんですけど、今も継続してる「BUY 1 GET 1 FREE」って企画はとーーってもお得です。
要するに、お持ち帰りなら2枚のうち1枚タダであげるよ!ってこと。
たくさん食べる人はいる時はホント助かりますね〜。
⑤ すき家 (とろ〜り3種のチーズ牛丼)
チーズ衝撃レベル ★★★★
音学活動を辞めてシステムエンジニアとして就職。
バイトでチーズが食べられないストレスでやさぐれ気味だった自分は、すき家のチーズ牛丼によって救われました。
ただこれがトンデモなく濃厚!すさまじいチーズの応酬を受けるので食べ慣れてないと胃もたれします。
出典: すき屋
さすがの自分もこれの「大盛」とか食べると「もう2・3日はチーズいいわ」ってなる。
「特盛」なんて素人が食べちゃダメです。チーズ愛レベルを上げてから挑まないと確実に苦しみます。
豆知識
ひと昔前は上からかかってる液体状のチーズは無かったんです。
おそらくチーズを早く溶かす打開策だと思うんですど自分としては無い方が好み。(肉でゆっくりチーズを溶かしたい)
これも店員さんに言えば対応してくれるのでお好みで〜。
⑥ パンチョ (ナポリタンチーズ)
チーズ衝撃レベル ★★★★★
出典: パンチョ
愛がないと食べられないチーズがあります。
このお店はだいぶ前に記事にもしました。自分が今愛してやまない食べ物です。
30代も中盤を迎えてさすがに体重が落ちなくなってるので、今は週一ペースを守ってます。
至福以外の何物でもない pic.twitter.com/Je0Nb5WSsI
— オニオン・ペタス@はてなブログ(裏の顔) (@onionpetas) 2017年9月4日
直前にチーズをバーナーで焼いてくれるんですけど、その炙りチーズが本当に旨いんですって。もうB級グルメの域を超えてます。
豆知識
麺の量には注意しましょう。並でもかなり多いです。
まとめ
最近はブルーチーズとやらに手を出しはじめてます。
色んな種類のブルーチーズを買い込んできて、一緒にワインをすするという新しい道も開拓中なんです。
ただ、この6店のチーズメニューは自分にとってかけがえのないモノ。一生食べてゆく所存でございます。
チーズへの愛を語っていたらもう4千5百文字を超えてます…。いい加減そろそろ終わりにしたいと思いますね。チーズチーズ言いすぎました。
いや〜でも、この先の人生でどんなチーズに出会えるかホント楽しみです。
最近だと「チーズタッカルビ」という食べ物が気になってます・・・あれは凄そうですねぇ。
ということで、今日はここまで!
- 出版社/メーカー: 男の台所
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る