聴いたらすぐ泣ける歌おすすめ8曲!感動なんてレベルを超えてる邦楽曲を厳選しました

遊び 音楽

雨の休日。

しかも家族は出掛けてて家で一人。

数ヶ月に一度くらいしか訪れないこんな日は「音楽の日」と銘打って、ひたすら音楽を聴き漁るんです。いわば充電ですね。

むかし聴いてた曲から最新曲までジャンルはバラバラで無作為にいろいろ聴いて、気になる曲を見つけるとその人の他の曲まで手を伸ばしたり・・・エンドレスですね。

時間がいくらあっても足りない自分にとって至福の時です。

CDとかレコードもかけるんですけど、基本は「AWA」とか「YouTube」を乗り回しながら聴いてます。ホント便利な時代になりました。

で、こーゆー時間って何故かセンチメンタルのスイッチが入るんです。

平たく言うと涙もろくなる

普段、移動中に音楽を聴いてると歌詞よりメロディとかアレンジのほうが気になっちゃうんで、実は「歌の意味」とかはあんまり意識して聴いてないんです。

ただ、こーゆー時間に静かな家で一人で聴くとポロポロ涙が・・・。年のせいかなぁ。

泣ける歌とは?

自分が泣いてしまう歌って、いわゆる色恋沙汰みたいな曲は少なくて、前向きな人生賛歌みたいな曲が多い。

人生賛歌で言うと究極はルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」でしょう。

めちゃくちゃ短い曲なんですけど、日本語訳を見ると沁みますねぇ。

この曲は年を取るにつれて泣けるようになりました。

ハタチくらいで初めて聴いた時はまーーーったくピクリともしなかったのに、35歳の今聴くとほんのり泣いてるんですよ!

「あぁ〜。わかるわ〜。」

って気づくと目の周りが濡れているという・・・。このペースでいくと70代とかになって聴いたら号泣でしょうね。

真面目な話、自分が人生を終える時にこうやって「あぁ素晴らしい世界だったなぁ」と心の底から言えたら何も思い残すことは無いかもしれません。

もしかしたら「幸せな人生」って、人生の最後にこれが思えるかどうかなのかもしれませんね。

この世界に存在できたことに感謝!って自分は思えるだろうか・・・。

やっぱり邦楽は歌詞が響く

いきなり洋楽の曲を紹介しといてアレですが、やっぱ日本語の魅力ってあると思います。語彙数も多いらしいし表現の幅も広がるんですかね。

同じことを伝えるにしても人によって言葉が全然違ったりするし、言い回しが違うだけでも受ける印象はガラッと変わる。う〜ん奥深い。

まぁ、日本の生活様式で育ってきた自分としては言葉が意味するところがスッと入ってくるし、歌の背景とか心情を想像しやすいことが大きいんでしょう。

例えば「ブラジル音楽」とかは相当好きなんですけど、歌詞の意味とかはほとんど入ってこない・・・。

やっぱり母国語の歌は響きます。

最近ホント年のせいなのか「美しい日本語の歌をひとつでも多く聴きたい!」って願望が強くなってる気がします。

そんな自分が涙した邦楽曲8選

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リアルに泣いた曲だけ厳選しました。

感動した!ってレベルの曲じゃなくて、聴いてる最中に目から水分が出てきた曲だけです。

今回まとめてて思ったのは、歌詞を聴きながら想像が膨らむような曲が多かったですね。

心情を想像したり、自分に置き換えたり、サイドストーリーを想像したり・・・。

すると、涙腺とやらが「水だせーーーーー!」ってな感じで命令を受けるんでしょう。いくら止めようとしても無理でした。

ということなので、今回紹介する曲は家にいる時に聴くことをオススメします。

みなさんの涙腺に響く曲があれば幸いです。

① くるり 「remember me」

この記事を書こうと思ったキッカケの曲。

MVを観てヤラレました。もうドバドバ涙が出てきましたよ…。

「人の記憶」というのがテーマなんですが、最後の大サビでは「人生」までを考えさせられます。

巨大なテーマを見事に聴かせてくれる本当に大好きな曲です。

MVでは消しゴムで消しながら絵を描いていくんですけど、人の記憶が少しずつ残って、上書かれていく様子を見事に表現してます。

② 竹原ピストル 「オールドルーキー」

最近ノリに乗ってる竹原ピストルさん。(いまサントリーBOSSのCMに出演してますね)

彼が紡ぎだす言葉はかな〜り鋭利です。

グサグサいろんなところを刺してくるんですけど、これが的を得まくってるんですよね。

マ、マイッタ!!もう降参!!ってなる。

この曲はライブで聴いたんですけど、まわりにいた男たちの肩がリアルに震えてました。おそらく泣いてたんでしょう。

自分も堪えきれずに涙が出ちゃいました。

自分はこの曲で、何をするにしても年齢なんて関係ない。いくつになっても「ルーキー」であり続けること(挑戦を続けること)の素晴らしさを教わりました。

オールドルーキー

オールドルーキー

③ 荒井由実 「瞳を閉じて」

長崎県の離島「奈留島」にある高校の生徒がユーミンに「校歌を作って欲しい」とラジオに投書したのがキッカケで作られた曲です。

その島に住む子供たちのほとんどは卒業後に島を出て行ってしまう。

家族からも友達からも離れて暮らす彼らの心情を想って作られた曲です。

自分はそんな経験してないんですけど、生徒たちがこの曲が歌ってる情景を想像するだけで泣けてきます

上京の経験がある人はハンカチを用意して聴きましょう。

MISSLIM

MISSLIM

④ BUMP OF CHICKEN 「K」

ネコの曲です。

「こんな曲聴いたことない!」

・・と思いながらボロボロ泣いてしまったのがこの曲との出会いでした。高校生だったんですけど今も鮮明覚えてます。

で、あまりにも衝撃だったので、4歳下の妹にも聴かせたんです。

すると自分以上の大号泣…。

「だって、ネコが・・・」

と声にならないほど妹を泣かせてしまった思い出があります。

この曲は完全に物語なんです。

登場人物は「黒猫」と「絵描き」と「絵描きの恋人」

短い曲の中でネコの心情が目一杯表現されてて心を打たれます。

タイトル「K」の意味は最後にわかります。

ネコを飼ってたりネコ好きの人は覚悟を決めて聴いてください。

THE LIVING DEAD

THE LIVING DEAD

⑤ 大橋トリオ 「HONEY」

この曲は最近聴いたんですけどMVが反則レベルで泣けます。

とある結婚式の様子が流れてるんですけど、自分は完全に「新婦のお父さん目線」で観て泣きました。

手のかかった娘だったんだろな〜

でも、本当に可愛がって育てた娘さんだったんだろな〜

・・・とか色々想像してヤバかったです。

最後、新婦とお父さんが階段を降りていくシーンはドラマとかじゃ絶対に撮れないリアルすぎるカット。お父さんの表情が本当に泣ける。

自分の娘のいつかこんな日が来るのか・・・。

イメトレにはなったけど、ツラすぎます。

NEWOLD

NEWOLD

⑥ 斉藤和義 「ウエディング・ソング」

結婚つながりでもう一曲。

この曲は文学的な歌詞が心に刺さるんです。

誰もしあわせしか

いらないだろう

それだけを祈るだろう

しあわせのこの日に人はなぜ震えて泣く

あんなに輝いた笑顔のあとで

なんというか非常に含みのある言葉。

これ、新婦に贈る曲なんですけど、どー考えてもこれは新郎からのメッセージじゃないんです。

おそらく複雑な感情の中で、結婚を祝福する「ひとりの男」からのメッセージでしょう。結婚にもいろんなカタチがあります。

ドラマ仕立てに、

「ちょっと待ったーーー!!!」

とか言って教会から連れ出すんじゃなくて歌を贈る男。彼の正直で控えめな人柄が歌詞に滲み出てて泣けてくるんです。

もしかして同じような経験を持つ人も少なくないかもしれませんよね。

ウエディング・ソング

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  • アーティスト: 斉藤和義,一倉宏,斎藤和義,中川俊郎
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/01/24
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⑦ スガシカオ 「春夏秋冬」

実はスガシカオさんはちゃんと聴いたことがなかったんです。(好みじゃなかった)

ただこの曲を聴いて不覚にも泣いちゃいました。

葛藤の中で年齢を重ねて自分にできることを探していく・・・そんな歌詞が今の自分とリンクしちゃってダメでした。コレ系には弱いんですって。

シカオ、いいこと言うんですもん。

NOBODY KNOWS

NOBODY KNOWS

⑧ ウルフルズ 「暴れだす」

切ないメロディに「ネガティブ」「ポジティブ」が見え隠れするノリノリの曲

このミスマッチが不思議と泣けるんです。

悩みながら生きる男の叫びに目頭が熱くなります。

歌詞の良さと楽曲の良さが相まっていろんな感情が揺さぶられる名曲!

それと歌ってる時のトータス松本さんは神懸かり的にカッコイイですね〜。

暴れだす/大丈夫

暴れだす/大丈夫

まとめ

今回ひととおり聴いてみたんですけど自分の中での泣ける曲って偏りがすごい・・・。いつも似たような系統の歌詞で泣いてる気がします。

大人になると「泣く」という行為からどんどん遠ざかるけど、たまには思う存分泣いてリフレッシュするのも良いかもしれませんね。

ということで、今日はここまで!